内田洋行、未来の学習空間「フューチャークラスルーム」を開設


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内田洋行、未来の学習空間「フューチャークラスルーム」を開設 

~内田洋行大阪支店に「大阪ユビキタス協創広場 CANVAS」をオープン~

教育・学習スタイルの変化

急速に社会構造が変化する現代社会では、その変化に柔軟に対応し、自ら課題を発見し、解決する力が求められています。我が国の学校教育においても、「狭義の知識や技能のみならず、自ら課題を見つけ考える力、柔軟な思考力、身に付けた知識や技能を活用して複雑な課題を解決する力及び他者との関係を築く力等、豊かな人間性を含む総合的な『知』」が、これからの社会を生きる上で子どもたちに必要な能力とされており、その能力を育成する小学校から大学までの学校教育の役割は今後極めて重要となります。また、同様に企業人教育等の生涯教育においてもその能力開発への関心が高まっています。

そうしたことから、学習者自身(学生・児童・生徒)が、主体的・能動的に学習に取り組み、協働しながら学習に取り組む「新しい教育・学習スタイル」が注目されています。それは、学生・児童・生徒の様々な能力を引き出し、育てていくためには、従来型の一方通行の教育から発展して、多様な教育・学習形態を作り出す必要があるからです。教師と生徒による双方向の授業、グループワークによる主体的な生徒主導の学習形態、1人1台のICT端末を持つことによる個々の学習と集団学習との連携。このように新たな学習形態を構築することが非常に重要なキーとなってきています。

近年、これらを推進する先進的な取り組みが国内外で始まっています。高等教育においてはプロジェクトベースドラーニング、アクティブラーニング、ラーニングコモンズといった様々な学習形態を実現するため、効果的なICT環境の構築と新たな学習空間の設計が注目されています。また、海外の初等中等教育においては、韓国やシンガポールでの児童生徒1人1台PCに代表されるように、ICTを活用した新たな教育が急速に進展しています。

そこで、急速に進化するICTを教育現場でどのように活用できるようにするか、また、教室そのものの空間設計をどうするかが大きな課題となって浮かび上がってきました。

未来の学習空間の「フューチャークラスルーム」における実践

このような背景をもとに、この度、内田洋行では、大阪支店内に「フューチャークラスルーム」を開設いたします。

これは、各種実証研究等を通じて得られた知見を基に、未来の学校のあり方をモデルとして構築し、幅広い教育関係者の皆様とともに、より効果的な学習空間を実践・活用する、「新しい教育、新しい学習のスタイルを描いていく」ことを目的とした試みです。

これまで内田洋行は多様な教育を実現できる学習空間-「学びの場」-を、多くの初等中等教育機関及び高等教育機関において、教育関係者の皆様とご一緒に創り上げてまいりました。

また、研究活動の一環として、弊社教育総合研究所、独立行政法人メディア教育開発センター、玉川大学と共同で普通教室におけるICT環境教育あり方について研究を継続してきたほか、インテル株式会社と協業し児童1人1台ノートPCの学習効果を検証する民間ベースの実践を進め、本年では、総務省『西日本地域におけるICTを利活用した協働教育の推進に関する調査研究』(フューチャースクール)へ参画するなど、学校教育における効果的な学習環境を研究してまいりました。

一方、このような検証を自らが行う場として、また、教育関係者の方々が様々な実験を行い、新たな教育方法の思考が可能になるように、これまで東京、札幌、福岡で実践型学習空間を開設してまいりました。今回、大阪支店のリニューアルにあたり、それらの経験の集大成である「フューチャークラスルーム」を設けることで、一斉学習や協働学習、プロジェクト型学習等の各場面で効果的なICT環境を実践的に検証したいと考えております。

「フューチャークラスルーム」の特長

先端のICT環境を活用した実践 

近年学校にはタブレットPCや電子黒板などの新しいデバイス、デジタル教科書やネットワーク対応型の教育用コンテンツ等、総務省「フューチャースクール」で想定されている先端的なICT機器が導入されています。これらを学習形態に応じて効果的に活用するため、実践的な検証を行います。

また、従来サイズの大きさの教室でも効果的にICT機器を配備できるよう、プロジェクタや照明機器を床・壁・天井に依存しない自立型の空間構築システム「SmartInfill(スマートインフィル)」や、電源の一元管理、3面マルチスクリーン等の環境を整備しています。

可変式(フレキシブル)の学習空間における実践 

実習や演習等、様々な場面に適応し、ICT機器や机、椅子、照明等を容易に変化させることを可能としました。学校形態に合わせた机の配置、空間の変更の仕方、マルチスクリーンによるコンテンツ投影の仕方、照明やブラインドの制御の仕方が、ワークショップやプレゼンテーションなどの様々な形態においてどのような効果をもたらすかなどの課題を抽出・分析します。

多拠点との連携を通じた実践 

内田洋行の東京本社(東京都中央区)、北海道支店(札幌市)、九州支店(福岡市)にはもとより、国内外の教育機関とも結び、離れた学習空間同士での授業のあり方や、ネットワークのあり方、その他周辺機器との連動などの課題を抽出・分析します。

source :-http://www.uchida.co.jp/company/news/press/101206.html

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