内田洋行、ERP/基幹業務システム「スーパーカクテルデュオFOODs店舗販売」を発売
~食品製造小売業の店舗管理業務の効率化を支援~
株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役:大久保 昇)は、1997年の発売以来、4,000本あまりのお客様にご愛用いただいているERP/基幹業務システム「スーパーカクテルデュオシリーズ」において、食品製造小売業向けの「スーパーカクテルデュオFOODs店舗販売」を開発し、2015年3月4日より販売を開始いたします。
食品製造小売業向け「スーパーカクテルデュオFOODs店舗販売」の開発背景
食品製造小売業の中堅中小企業では、食の安全・安心が求められる中、生産・配達工程での鮮度管理、品質管理などの管理体制の強化、平成17年1月より国際標準のGTIN(14ケタの商品識別コード)推進により、EDI、受発注システムなどITを活用したSCM構築による流通コスト削減に向けた流通の効率化などを目的に基幹業務システムの導入がすすめられてきました。
しかしながら、食品製造小売業の経営環境においては、これまで多く存在していた「デパ地下」「直営店」などへの出店に加えて、都市部を中心に増加する「大型ショッピングモール」や「駅ナカ」への出店が拡大するなど、出店形態が多様化しつつあるため、基幹システムと店舗の実績情報とを連動させたシステム構築に期待が高まっております。
このようなことから、内田洋行では、中堅中小企業向けの販売・在庫管理分野でトップクラスの導入実績を持つ「スーパーカクテルデュオFOODs」に店舗管理機能を拡張し、新たに「スーパーカクテルデュオFOODs店舗販売」として販売を開始いたします。
なお、店舗管理機能の開発は、食品製造小売業における長年のサポート実績で培ったノウハウをもとに、株式会社内田洋行ITソリューションズ(本社:東京都港区、代表取締役:社長執行役員 新家 俊英、以下、内田洋行ITソリューションズ)が行っています。
「スーパーカクテルデュオ FOODs店舗販売」概略図
「スーパーカクテルデュオFOODs店舗販売」の主な特徴
食品製造小売業では、店舗情報の管理が複雑であること、また、「大型ショッピングモール」や「駅ナカ」の拡大にともなう出店サイクルの短期化なども求められることなどから、各店舗の売上情報や在庫情報などの一元管理、リアルタイムの状況把握、経営資源(人・商品など)の適切な配分などを行うには、IT化による基幹システムと店舗情報とを連携することが不可欠となっています。
例えば、「デパ地下」や「駅ナカ」などに出店している店舗では自社の社員が販売員として営業する場合(消化店)、同じく出店する店舗で出店先の販売員が営業する場合(納品店)、自社が経営する直営の店舗の場合(自営店)など出店形態に違いがあり、それぞれ売上・在庫管理が異なることが通例となっています。また、店舗においては、ギフト品・催事品・外商品などの売上形態の違いにより、商品管理が煩雑となること、さらには、催事・中元・歳暮・年末年始などの季節変動により、物量の変化にも柔軟に対応する必要があります。
このような食品製造小売業の環境変化に対して、内田洋行グループでは、食品製造小売業への基幹システム導入やサポートの豊富な実績をもとに、「スーパーカクテルデュオFOODs店舗販売」を開発したものです。
主な店舗管理機能は、以下の通りです。
オーダー受付およびオーダー問い合わせ機能
店舗(消化店・自営店)からの商品補充依頼や得意先(納品店・卸)からの注文を電話・FAXによる受付が可能です。ハンディーターミナルやスマートデバイスを利用した注文受付も可能です(オプション機能)。本機能により、オペレーターによるデータの二重入力や転記作業ミスなどによる業務負荷の削減をします。また、問合せ機能により、店舗区分別にオーダーの受付状況を一覧で確認できるため、オーダーがきていない店舗の把握が可能であり、オーダー受付伝票照会画面へのドリルダウンが可能です。
店舗からの売上報告機能を実装
店舗からの日々の売上報告を商品別もしくは分類別に入力ができます。また、売上金額だけでなく、客数情報や店舗の稼働人員などの情報も入力可能です。店舗別の販売動向を分析することで、適正な保有在庫数の把握や来客数に合わせた稼働人員の最適化を支援します。
店舗別の様々な統計帳票をご用意
「スーパーカクテルデュオFOODs店舗販売」では店舗管理用の統計資料を用意しております。店舗別の予算登録から売上日報、売上週報(6週分)、店舗別商品別ABC分析表まで、店舗管理を行う上で必要な資料を用意しております。店舗ごとの商品の売れ行き状況や品揃えなどを管理することで、販売戦略の策定を支援します。
独自カスタマイズツールにより、個別要件にも柔軟に対応
専用カスタマイズツール「スーパーカクテルデュオシェーカーズ」により、お客様の個別要件にも高品質、低コストで対応することができます。
【販売展開】
販売については、直接販売のほか、全国約100社のパートナー網を通じて行います。
販売計画:初年度50本
内田洋行のERPソリューションへの取り組み
内田洋行は、1910年に創業、2010年に100周年を迎えた。1962年(昭和37年)に純国産で初のオフィスコンピューター『USAC(ユーザック)』を発売し、その後50年にわたり情報事業に携わる。「スーパーカクテルシリーズ」は、内田洋行が基幹業務システムの構築を通じて蓄積してきたノウハウの集大成として1997年に製品化し、独自の開発ツールにより、お客様の業務に合わせた柔軟なカスタマイズを特徴として、全国のユーザーに約4,000本を導入している。
また、業種に特化したERP/基幹業務システムを食品業向け「スーパーカクテルデュオFOODs」、包装資材卸売業向け「スーパーカクテルデュオ包」、鉄鋼卸・加工業向け「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」と拡充し、業務適合性の高いパッケージ販売を進めており、機能開発おいてはパートナー企業に奨励する「スーパーカクテルライブラリ制度」を設け、「スーパーカクテルデュオシリーズ」に認定し、内田洋行グループおよび全国のパートナー企業にて販売に取り組んでいる。
※「スーパーカクテル」は、内田洋行の登録商標です。
●スーパーカクテルデュオFOODs 店舗販売について
souche :-http://www.uchida.co.jp/company/news/press/150304.html
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