「学ぶ場」「子育ての場」「コミュニティ形成の場」づくりで国産木材の需要開発を推進


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「学ぶ場」「子育ての場」「コミュニティ形成の場」づくりで国産木材の需要開発を推進
~内田洋行、国産木材を活用した空間を自在に構築できる「WOOD INFILL」を開発~

株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役:大久保昇、以下内田洋行)は、国産木材活用の需要創造に向けて、「学ぶ場」の構築、「地域ネットワークづくり」を強化するとともに、各地域の国産木材を活用した空間構築システム「WOOD INFILL(ウッドインフィル)」の開発に着手し、2015年9月に発売を開始いたします。

内田洋行の国産木材活用を通じた「地域ネットワーク」づくり

内田洋行では、2008年より、環境負荷軽減に向けて新川本社ビルなど全国各地の拠点設備に積極的に国産木材を採用したほか、宮崎県木青連が主催する宮崎県産杉材のPRイベント「杉コレクション」への協力などを通じてCSR活動を積極的に推進したことにより、2010年の平成21年度「木づかい運動」にて農林水産大臣より感謝状を受けました。こうした活動を契機として、全国各地で国産木材活用を積極的に進めております。

■内田洋行の国産木材活用に関する主な取り組み

2009年 日南飫肥杉デザイン会との共同開発 宮崎県産の飫肥杉家具「OBISUGI DESIGN」グッドデザイン・日本商工会議所会頭賞を受賞(2010年受賞)
2010年 宮崎ブーゲンビリア空港旅客ターミナルビル保安検査場デザイン・設計
「平成23年度優良木材施設(後援:農林水産省)・木材利用推進中央協議会会長賞」
「第14回木材活用コンクール(後援:林野庁)・第4部門 インテリア・家具賞」
2011年 赤ちゃんと子育て中のママが集う木育スペース 「東京おもちゃ美術館(新宿区)」の「赤ちゃん木育ひろば」:第15回木材活用コンクール(後援:林野庁)・木育活動特別賞、キッズデザイン賞、グッドデザイン賞を連続受賞(2012年受賞)
2013年 沖縄県国頭村に琉球松など地域材を活用した「やんばる森のおもちゃ美術館」設計
2014年 奈良県吉野町の中学校で地元の吉野杉やヒノキを使った机やいすを生徒達自身で組み立てる事業「愛・学習机プロジェクト」スタート
2014年北海道産木材で空港と地域を結ぶ多目的スペース「函館空港HakoDake HaLL」設計、函館空港内の木育キッズスペース「HakoDake Hiroba」設計
このような国産木材活用の実績から、内田洋行では、地域材を使用した家具開発や地域の人々を結ぶ国産木材でつくりあげた「コミュニティ形成の場」や「学ぶ場」、さらには、乳幼児や子どものために「木育」に触れ合う「子育ての場」づくりを展開し、国産木材の活用方法を開発してまいりました。

「学びの場」「子育ての場」「コミュニティ形成の場」づくりを推進する「WOOD INFILL」

そしてこのたび、これまで以上に国産木材の活用方法を拡げることを目的に、各地域産材で空間を構築できる「WOOD INFILL」の開発に着手し、2015年9月より、発売を開始するものです。

この「WOOD INFILL」は、2006年に商品化してオフィスや教育空間・病院・福祉施設・商業施設など約600の導入実績をもつICT空間構築システム「スマート・インフィル」を基盤に設計しています。

特に、建築部材に全国各地の任意の地域産材で組み立てることができ、接合部分に金属加工技術を融合することで容易に空間構築ができることから、従来になくあらゆる空間で、親しみのある木質化空間を構築し、地域コミュニティや学びの場に集まる人の五感に刺激を与え、過ごしやすい木質空間を構築できます。なお、「WOOD INFILL」は、日本商工会議所の「地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト」の支援を受けた栃木県鹿沼商工会議所と、設計・デザインを進めたものです。





1.「WOOD INFILL」の特長

「WOOD INFILL」は国産木材を活用した空間を自在に構築します。教室ICT 化、ラーニング・コモンズゾーン、図書室、多目的室や空き教室の活用、カウンセリングルーム等、お客様のご希望にあわせ、柱の本数や長さを変えることで、様々なタイプの木質化空間を柔軟に提供することが可能になります。

(1)「地域産材を容易に活用できる」構造・デザインを開発
角材をそのまま使用して組み上げられるため、特定の木材に限定されず、簡単に地域産材を活用いただけます。その地域ならではの木材を採用できる、地産地消のモデルです。
建築部材には、地域ならではの伝統工芸技術や素材を使用する事も可能です。その地域の特性に合わせたオリジナルの「WOOD INFILL」を構築できます。地元の設置業者の方でも「WOOD INFILL」のパーツを利用することで空間構築が可能な汎用性の高い構造です。

(2)“BOX in BOX”でフレキシブルに空間を構成
内田洋行が考案したICT空間を容易に構築するためのシステムユニット「スマート・インフィル」の“BOX in BOX”の考え方を継承。内装に手を加えにくい賃貸スペースでも、建築を傷めることなく空間の中にもうひとつの空間を造り出し、ご希望に合わせた大きさや形の柔軟性のある空間を実現します。
木材による居心地のよさをふんだんに感じ取れる空間づくりのために、さまざまなオプションを付加することができます。そのため、庁舎、病院施設、学校施設、企業施設、福祉施設、商業空間のエントランスなど多様なニーズにお応えします。

(3)安全性・各種試験の実施
自然素材である杉の集成材と、工業製品である金属パーツやガラスなどの面材とのハイブリッドにより、構造安定性を確保しています。様々な強度試験により工業製品に必要な強度を計算し、設計しております。

(4)登録商標について
「WOOD INFILL」は、内田洋行の登録商標です。

2.「WOOD INFILL」の展開

(1)発売日:平成27年9月(予定)

(2)ショールームの開設 内田洋行新川本社「ユビキタス協創広場CANVAS」(東京都中央区新川2-4-7)にて、2015年5月、「WOOD INFILL」を展示するショールームを開設いたしました。同ショールームでは、アクティブ・ラーニング、ワークショップ、ミーティングルームなどで「WOOD INFILL」が活用されています。


souche :-http://www.uchida.co.jp/company/news/press/150603.html

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